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川口俊和氏、来月ドバイで4作目の小説について語る

著者は『コーヒーが冷めないうちに』シリーズの執筆で知られる。(エミレーツ文学祭)
著者は『コーヒーが冷めないうちに』シリーズの執筆で知られる。(エミレーツ文学祭)
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09 Jan 2024 12:01:16 GMT9
09 Jan 2024 12:01:16 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:『コーヒーが冷めないうちに』シリーズの作家、川口俊和氏が2月2日、ドバイのエミレーツ航空文学祭(Emirates Airline Festival of Literature)の一環として、シリーズ4作目となる小説『さよならも言えないうちに』について語る。

1月31日から2月6日まで開催されるエミレーツ航空文学祭は、エミレーツ・リトフェスト(Emirates LitFest)としても知られ、アラブ首長国連邦の文学への愛を祝うために毎年開催される中東最大の文学イベントとなっている。

大阪生まれの川口氏は作家、劇作家、プロデューサーであり、2015年に発表した小説『コーヒーが冷めないうちに』で知られている。この小説は、数人の登場人物がタイムスリップして、コーヒーが冷めたら戻ってくるという内容である。

『さよならも言えないうちに』は、『この嘘がばれないうちに』『思い出が消えないうちに』に続くシリーズ4作目である。全作品とも、1作目と同じ設定を踏襲しつつ、新たな登場人物が登場する。

著者はドバイ・フェスティバル・シティのインターコンチネンタルホテルで午後7時から8時までこの小説について討論する。チケット料金は2,953円で、エミレーツ文学祭のウェブサイトから購入できる。

イギリス人司会者でレポーターのアマンディープ・バングが司会を務める。

『さよならも言えないうちに』は『コーヒーが冷めないうちに』シリーズの4作目。(Goodreads)

川口氏は2022年の第14回エミレーツ文学祭にも参加し、読者への感謝をアラブ・ニュース・ジャパンに語った。

「私の物語が異なる言語や文化を持つ読者に読まれていることをとても光栄に思います。私たちは皆、愛する人を想う普遍的な気持ちを共有しており、この気持ちは言語や文化の壁を超えることができると信じています」と川口氏は述べた。

2022年、エミレーツ文学祭に参加した川口氏。(提供)

エミレーツ文学祭には、韓国人の作家で翻訳家のアントン・ホア(Anton Hur)氏、パレスチナ系アメリカ人作家のダナー・ダジャニ(Dana Dajani)氏、エジプト人詩人のアフメド・バキート(Ahmed Bakheet)氏などの様々な文学者が参加する。チケットは現在発売中だ。

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