
リヤド:ハッジとウムラのための二つの聖なるモスク・ゲスト・プログラムは、イスラム問題・布教・指導省の監督下にあるが、そのプログラムの恩恵を受ける人々に、最近、メッカのヒラ文化地区を訪れる機会がもたらされた。
このツアーは、イスラム問題・布教・指導省による文化プログラムの一部で、メッカとメディナに滞在中の訪問者や巡礼者らの体験を向上させるためのものだとサウジ通信が報道した。
ゲストらは、ヒラ洞窟の模型や預言者マホメットの啓示についての映画などが見られるレヴェレーション・エキシビション(啓示展)を訪れた。
訪問者らは、その展示内容と訪問者の宗教的文化的体験を豊かにするための王国の尽力に謝意を表した。
ゲストの何人かは、メッカのキング・アブドルアジーズ・コンプレックスにある聖カーバ神殿のキスワ工場を訪れる機会があり、キスワの製造工程を見学して、その過程をじかに見て理解を得るとともに、カーバ神殿の新しい覆いのための布地の製織作業を体験もした。
巡礼者らもメッカのグランドモスクでの金曜礼拝を行った。巡礼者らは、サルマン国王とムハマド・ビン・サルマン皇太子に対し、すばらしいサービスをもたらしてもらえたことへの感謝の念を表し、ウムラの儀式を終え、聖なる地を訪れた後にメッカで受けた優れたサービスを称賛した。
この250人の巡礼者のグループは、サルマン国王が始めたこのプログラムの15番目の参加者となる。このグループには、マレーシア、フィリピン、インドネシア、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、香港、日本、ブルネイ、タイ、韓国、カンボジア、モンゴルなどからの訪問者がいた。