リヤド:駐サウジアラビア日本国大使の岩井文男氏とその一行が、マディーナにあるファハド国王の聖なるコーラン印刷施設(King Fahd Complex for the Printing of the Holy Qur’an)をこのほど訪問したと、国営サウジ通信社が18日に報じた。
大使は、同施設の事務局長であるアテフ・ビン・イブラヒム・アル・オラヤーン氏によって迎えられた。
大使には、1984年の設立以来、聖典コーランのほか、学術出版物や翻訳版などの印刷を行なってきた同施設の重要な功績を紹介するドキュメンタリー映画が上映された。
訪問中、大使一行は主な印刷施設を見学し、施設内のさまざまな部署を案内された。
大使一行は、印刷機が作動する仕組みや、施設内で手に入る最高品質の素材を使ったコーランの製本工程について詳しい説明を受けた。