アミン・アッバス

アブダビ：アラブ首長国連邦（UAE）のアブダビが19日、インターナショナル・ビジョン・スポーツ・マネージメント（IVSM）が主催し、ムバダラ・アリーナで開催される第2回アブダビ・エクストリーム選手権（ADXC2）に向けて準備を進める中、選手たちは試合の準備を整えた。

ADXCは2023年に初開催され、ファンを魅了する斬新なルールを導入した。第1回大会ではエンターテインメント性の高い試合が展開されたが、第2回大会ではメインカードにUFCの有名選手が登場し、魅力的なマッチアップとMMAファンへの大きなアピールでさらなる盛り上がりが約束されている。

世界中の柔術とグラップリングのスター選手が出場し、ムバダラ・アリーナにはカスタムメイドのオクタゴンが設置され、メインイベントではグラップリング・ウェルター級の試合でアルジャメイン・スターリングとチェイス・フーパーが対戦し、柔術ミドル級の試合でブルーノ・リマとマヌエル・リバマールが対戦するなど、14のエキサイティングな試合が繰り広げられる。

コ・メインイベントでは、グラップリング無差別級の試合でフィオン・デイビスとルアナ・ピニェイロがADXCケージに登場し、柔術ウェルター級の試合でパブロ・ラバセリがエスペン・マティーセンと対戦する。

対戦では、これらの種目における技術と運動能力の最高峰が披露され、アリーナが激しい戦いの場と化す。

ブルーノ・リマは次のように述べた。「自分の居場所がここにあることを示すためにここに来た。自分は最も有名な男ではないかもしれないが、最終的には自分の柔術が常にその真価を証明することになる。もう一度、その真価を証明できるのが待ちきれない」

マヌエル・リバマールも意気込みを語り、「今回の大会への出場が決まり、とても嬉しい。また、次回の大会が私の母国であるブラジルで開催されることも嬉しく思う。ブラジルの選手たちにスキルを披露し、新たな地平を切り開く場を与えることになるだろう。選手たちは喜んで参加してくれると思う」

「ケージの中で戦うのは初めてだが、戦うための準備は万全だと自信を持っている。柔術のスキルが最も重要な要素であることに変わりはなく、自分の特別なスタイルと防御と攻撃のスキルを披露することを楽しみにしている」とリバマールは付け加えた。

コ・メインイベントでは、アブダビ・ワールド・プロ王者のブルーノ・リマと、2020年のヨーロピアンオープン決勝での宿敵であるマヌエル・リバマールが対決する。両者の多様なグラップリングスタイルは、リマの型破りなガードとリバマールのアウトサイドパスにより、ダイナミックで面白いスペクタクルを生み出し、魅惑的な対決を約束する。

ADXCのオフィシャルマッチメーカーを務めるモハメド・ジャシム・アル・ホサニ氏は、3月2日にブラジルで第3回大会を開催し、トーナメントの規模を拡大する計画を明らかにした。

「柔術とグラップリングの世界的な中心地として、アブダビはこのスポーツに比類のないサポートを提供し、スポーツマンシップと相互尊重の精神を体現する特別なイベントを開催することに専念している」とアル・ホサニ氏は述べた。「今回の大会に参加するすべてのアスリートが、自身のスキルと決意を披露し、注目に値する成果を達成し、未来の世代のアスリートを鼓舞することを我々は期待している」

アル・ホサニ氏は、モハメドおよびオマール・アル・スワイディなど、UAEの選手が大会に参加することを強調した。さらに、UAE代表選手でありアジア大会の金メダリストであるハレド・アル・シェヒがADXC3に参加することにも言及した。