• 古代都市の現代における魅力を発信する戦略には、6大都市でのイベントも含まれる

アラブニュース

リヤド：アル・ウラーは世界的な観光地になるための道のりを歩み始めたばかりだと、同地域の観光局長は29日、新たな世界的ブランド・キャンペーンの開始後に語った。

この「永遠の再活性化」キャンペーンは、6つの主要都市（ドバイ、ロンドン、ニューヨーク、パリ、上海、ムンバイ）で旅行業界やメディア・パートナーを対象としたイベントを通じて展開されるとサウジ通信社（SPA）が伝えた。

アル・ウラー王立委員会（RCU）のフィリップ・ジョーンズ観光局長は、「わずか数年の間に、アル・ウラーは世界の旅行者が望む観光地としての地位を確立しました」と述べた。

「このキャンペーンを通じて、世界的な舞台での対話をさらに広げ、アル・ウラーの魅力、特性、将来目標を余すところなく伝えることができます。これからが本番です」とも述べた。

このキャンペーンには、フランス人撮影監督ブルーノ・アヴェイラン氏による2分半の映像が含まれている。

SPAによると、この映像は、長さを変えることができ、数ヶ国語で利用可能で、歴史と遺産、芸術と文化、自然と冒険、ウェルネスという観光地の核となる柱を通して、アル・ウラーの本質を紹介するものだという。

「この映像の制作を通して、世界で最も息を呑むようなランドマークやロケーションを目の当たりにすることができただけでなく、私自身の創造性の深みを探求するための広大なキャンバスを提供してくれて、とても豊かな経験ができました。歴史的な砂浜を歩き、オアシスの懐に守られる体験する全ての人にとって、これらはアル・ウラーが与えてくれる深遠で永続的な贈り物だと言えます」とアヴェイラン氏は語った。

さらに、本キャンペーンでは、ヘグラ、ジャバル・イクマ、アル・ウラー・オアシス、アル・ウラー旧市街、シャラアン自然保護区、エレファント岩など、アル・ウラーの象徴的な観光地を紹介する「ブランドの柱」と名付けた一連の6秒間動画も放映される。

その他の見どころとしては、気球での冒険、豪華な宿泊施設、地元の芸術品や工芸品、アル・ウラーの活気ある飲食業界などがある。

RCUの観光地マーケティング担当エグゼクティブ・ディレクターであるメラニー・デ・スーザ氏は、 「『永遠の再活性化』の目的は、最近までほとんどの旅行者に知られていなかったこの観光地に対する世界的な認知度を高めるだけでなく、当地の古代のオアシスに住み、働き、訪れる全ての人々にとってより良い未来を創造するためにデザインされたプログラムや構想の広がりと深まりを伝えることでもあります」と述べた。

「私たちは、この映像や創造的な資産が、真にユニークな観光地の魅力を正しく伝えてくれることを願っています」。