
ドバイ: シャルジャ・ブック・オーソリティは5月1日から5日まで、第2回シャルジャ・アニメーション会議(SAC)を開催する。60のイベントを通じて人々が集い、アイデアを交換し、有意義なつながりを生み出すプラットフォームを提供する。
この会議では、30のワークショップ、20のパネルディスカッション、5つの音楽コンサートが開催され、日本を含む12カ国から71人の講演者が参加する。
第2回目となる今回は、ディズニー、ワーナー・ブラザース、ソニーといった世界的大企業のディレクターやアーティストによる充実したプログラムも予定されている。
このカンファレンスは、今年30周年を迎えるライオン・キングの特別なセレブレーションの場として選ばれた。ライオン・キングの「スカー」をはじめ、ディズニーの主要キャラクターやタイトル・キャラクターをアニメーションに提供してきた著名なアニメーターであり監督であるアンドレアス・デジャは、この会議で短編映画『ムシュカ』を初公開する。
さらに、アニメーター、クリエーター、出版社間のネットワーキングを促進し、権利の売買やその他のクリエイティブなコラボレーションについて話し合う専用のスペースを提供する。
SAC2024には、著名で国際的にノミネートされた作品で知られるクリストフ・セランや、『ポカホンタス』や『ファンタジア2000』などの作品で映画を豊かにした伝説的な監督ジョン・ポメロイといった業界のレジェンドをはじめ、プロのアーティストや受賞歴のある才能が多数参加する。
日本のアニメーター羽山淳一氏も参加する。「北斗の拳」や「ONE PIECE FILM」「レッド」などで知られる。
この会議は、シャルジャ・チルドレンズ・リーディング・フェスティバル(SCRF)の第15回目の一環として開催されるもので、75カ国から470の出版社が参加する。フェスティバルは5月1日から12日まで開催される。
このフェスティバルでは、4カ国から集まった31人のクリエーターによるワークショップやパネルディスカッションなど、132以上のアクティビティを通じて、若い来場者が活気あふれるコミックの世界を発見する機会を得ることができる。
3Dモデリングとアニメーション、キャラクター・クリエイション、コミック・ポップアート、コスプレ・ヘルメットなど、魅力的なセッションが目白押しで、子どもたちの創造性と芸術的才能の探求を誘う。
文化的な祭典は、持続可能性、ファッション、工芸、音楽など幅広いトピックにまたがる、学びと興奮に満ちたアジェンダを誇り、12カ国を代表する19の劇団やグループによる演劇作品や活気あふれる巡回ショーを含む12の魅惑的なパフォーマンスも、フェスティバルの見どころのひとつである。
SACとSCRFはシャルジャ・エキスポ・センターで開催される。