ドバイ:日本人フラワーデザイナーの川崎景太氏が日曜日にドバイのアルサーカルアベニューで初のワークショップを開催し、リラックスした雰囲気の中、独自のデザインを披露した。
川崎氏は、約40年の経験を持つ現代日本のフラワー業界で著名な人物である。彼の革新的でユニークなビジョンは、デザインコンテストで様々な賞を受賞している。
このセッションはÂme Artistic Studioで行われた。アーティストはまず、在ドバイ日本総領事館の今西淳総領事をはじめとする参加者に感謝の意を表し、その後、簡単な紹介ビデオを上映した。
90分にわたり、アーティストはオリジナルの作品を披露し、さまざまな種類の葉や花についての見識を共有した。初心者が自宅で挑戦するのに適したテクニックから、上級者が技術を向上させるのに適したテクニックまで紹介された。
さらに、参加者は川崎氏のチュートリアルに沿って簡単なフラワーデザインを作り、自宅でいくつかのデザインを再現できるようにアーティストの作品を受け取った。
セッション終了後、川崎氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、「ドバイに日本文化の一端を伝えることができて光栄だ」と語った。「ドバイは初めてです。人々はとても親切でフレンドリーです。花は平和の象徴です。ドバイには花があまりないので、日本文化の一部を紹介するよう依頼されたことをうれしく思っています」と語った。
ドバイには花の文化がないにもかかわらず、彼はこのセッションに対する聴衆の反応にとても驚いたとも語った。「ドバイの人たちは伝統的なフラワーデザインとモダンなフラワーデザインを理解しています」と付け加えた。
このイベントを主催したのは、中東、特にウェルネスの分野で日本のタレントを紹介する会社、INSPIRE LABだ。INSPIRE LABのCEOである桑田りょうこ氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、「私たちが川崎さんを選んだのは、自然が人間の心身の健康に役立つと常に信じているからです。核となるメッセージは、人間は自身と自然との結びつきが本当に必要だということです」
「川崎さんは、お仕事を通して常に宇宙とつながっている特別な存在です。彼に会ったとき、彼は花文化の真のメッセンジャーだと思いました」と彼女は述べた。
フラワーアーティストの川崎氏は世界各地でデモンストレーションを行っている。来月は北海道でデモンストレーションを行う予定だ。彼の作品はウェブサイトで見ることができる。