
ドバイ:喜田 結香菜氏は自分の気持ちを表現する日本人アーティストだ。彼女は今月、ドバイ最大のアートフェア「ワールド・アート・ドバイ」に招待され、作品を展示した。
「ドバイは初めてです」「いろんな国からたくさんの人が来ています。大都会だし、これからも発展していく国。治安もいい。働くにはとても良い国だと思います」とアーティストはアラブニュース・ジャパンに語った。
彼女は2022年からアートに取り組み始め、そのコンセプトは自由と正直さだと話した。「最初に取り組んだのは、自分の中にある闇をスケッチブックに描くことでした。 それを友人に見せたら泣いていました。自分の感情がアートで伝わったことに感動して、一緒に泣いたんです」
日本文化から最もインスピレーションを受け、日常生活に取り入れたものについて、喜田氏は「いつもインスピレーションを受けています。恋をして好きな人を思い浮かべることもあれば、友達の幸せを願って描くこともあります。感情の先にあるエクスタシーを感じて描いています」
「シュメール文明について少し勉強したので、中東の人々と信仰を深め、彼らの文化や歴史について語り合いたい。筆や漢字を使った芸術や文化を伝えることで、中東の方々のお役に立てればうれしいです」と付け加えた。
喜田氏は日本、スペイン、オーストリアでの展覧会を計画している。より多くの国や地域で展覧会を開催し、異国の世界を体験し、多くの人に自分の芸術世界を体験してもらいたいという。夢は自分のギャラリーを持つこと。
これからアートを学びたい人へのアドバイスについて、同氏は「アートをたくさん見て、感じて、自分の世界を追求することをおすすめします。あなたはあなたでしかないのだから、あなたの世界を精一杯生きてください」