
日本の現代アーティストの草間彌生氏が、コロナウイルスのパンデミックとウイルスの蔓延阻止のために世界中で実施された措置に触発された詩を書いた。
この詩は、ロンドンを拠点とし、草間の専属する現代アートギャラリーであるビクトリア・ミロのウェブサイトで公開された。
草間氏はこの詩に加え、「現在、COVID-19に直面する世界で、このメッセージで呼び掛ける必要性を感じます。」と述べた。
ウイルスによる何百万人もの日常生活の混乱を反映し、全国的なロックダウンおよび閉鎖のために多くの草間の展覧会が延期された。
来年まで延期された展覧会には、ワシントンD.C.のハーシュホーン博物館と彫刻の庭での「One with Eternity」展、ニューヨーク植物園での「KUSAMA:Cosmic Nature」展などを含む。
詩の全文は以下となる。美術館のインスタグラムページまたはウェブサイトでも読むことができる。
全世界への草間彌生からのメッセージ
我々の念願の彼方に輝く絶大なる希望を、いつも願ってやまない
その光こそ来たれ
それは我々が待ち望む大いなる宇宙の輝きである
人々が暗黒の世界に退けられてしまっている今こそ、宇宙の中で広がった我々の希望の極地に、神よ来たれ
最愛の人間たちの一人一人、その歴史の中で
今こそ我々の魂への愛の讃歌を求めていこう
この歴史的な脅威の中に、刹那に輝いた素晴らしい未来を歌い上げたいと思わないか
さあ、いこう
今こそ全ての人々の最愛の人類愛と努力で乗り越えて、平和を呼び寄せたいと願っている
そして、愛のために呼び寄せた我々の願いを叶えたい
不幸を乗り越えるための勝負の時は、今やって来た
我々の前に立ちはだかった新型コロナウイルスよ
地上から消えてゆけ
我々で戦ってやる
この計り知れない魔物と戦ってやる
世界中の人々よ、今この時こそ全ての人類が立ち上がって欲しいそして、すでに戦っている人々へありがとうと言いたい
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