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大相撲、世界進出の一環としてパリでイベントを開催

19日、東京で行われた大相撲初場所で、両国国技館の入り口に力士の到着を待つ人々が集まった。(AFP=時事)
19日、東京で行われた大相撲初場所で、両国国技館の入り口に力士の到着を待つ人々が集まった。(AFP=時事)
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19 Jan 2025 06:01:22 GMT9
19 Jan 2025 06:01:22 GMT9

東京:大相撲が来年、30年以上ぶりにパリで開催されることが決定した。

昨年のパリ・オリンピックでバスケットボールと体操競技を開催したアコー・アリーナは、2026年6月にフランスの首都でトップ力士による2日間の大会を開催する。

日本相撲協会(JSA)は先月、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで今年後半に大会を開催すると発表した。

日本相撲協会の八角理事長は、現在大相撲新年場所が開催されている東京の国技館で記者団に「私たちのスポーツを世界に見せることは重要です」と語った。

「力士たちは世界一であることを誇りに思い、世界中で賞賛されていることを知るべきだ」

パリでは1986年と1995年に、大相撲の大ファンとして知られるジャック・シラク元フランス大統領の招きで本場所が開催された。

1986年のパリ大会に出場した八角理事長は、「相撲とフランスの長く深い関係に感謝している」と語った。

「2026年の3度目のパリ場所に向けて、新たな喜びと大きな責任を感じている。

「大相撲の魅力をフランスの人々と十分に分かち合うことを約束する」と述べた。

フランスの主催者は、日本での大相撲本場所の雰囲気を再現するために、あらゆる手段を講じると語った。

イベントオーガナイザーであるAEGのプロモーター兼エグゼクティブ・プロデューサーのデイビッド・ロスチャイルド氏は、パリ場所は日本文化を祝う「お祭り」の一部になると語った。

「大相撲と言えば、フランスでは誰もが日本の伝統文化を代表するものだと認識しています」

「大相撲がテレビで放映されていた時代もあったし、フランスには大相撲に詳しい人もいる」

「しかし、時の流れは早いもので、私たちは相撲の美しさを新しい世代に紹介したいのです」

大相撲はソビエト連邦、メキシコ、アメリカなど世界各国で開催されてきた。

日本相撲協会が主催した最後の海外場所は2005年のラスベガスだった。

相撲協会の八角理事長は、相撲を海外の観客に楽しんでもらうための協会の取り組みは、「日本の伝統文化を人々に知ってもらう」ためのものだと語った。

「コロナ以降、相撲をどのように発展させるかについていろいろ考えたが、これは最良のアイデアだったと思う)

AFP

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