

東京:インスタグラムのフォロワー数40万人を誇る日本の曾祖母は、72歳で写真を始めた後、おどけた自撮り写真で一躍有名になったが、その息子が彼女は亡くなったと木曜日に発表した。
今週97歳で亡くなった西本喜美子さんは、2018年のAFPのインタビューで、「いくつになっても写真は撮れる」と語った。
「家の中でも、外でも、ベッドの中でも、どこでもできる。それがカメラのいいところ」と語った。
日本のメディアから「自撮りの女王」と呼ばれる西本さんの投稿には、ハリー・ポッターのように箒に乗ったり、非番の力士の真似をしたりと、さまざまな率直なポーズが写っている。
「母はいつも笑顔で作品を作っていました」と息子の西本和民が自身のインスタグラムに投稿した。
「全国各地で開催された写真展に足を運んでくださった皆様、インスタグラムを通じて温かい励ましのお言葉をくださった皆様……そして、母の旅路を温かく支えてくださった全ての皆様に深く感謝いたします。」
西本さんの息子は、母親が定年退職後に通い始めた写真教室の講師を務めている。
「彼女は72歳で写真を始めたのですが、数え切れないほどの出会いに恵まれ、人生の第3章をとても豊かにしてくれた」と彼は語った。
西本さんは、ネットでの人気が高まるにつれて全国ネットのテレビ番組に出演し、大手ニュースメディアのインタビューも受けた。
しかし、彼女の突拍子もないビジュアルは、長年にわたって混乱の原因ともなっていた。
ゴミ袋に包まれ、まるで捨てられたかのようなスナップは、彼女がその設定に関与していることを知らない人々から批判を浴びた。
「突然アイデアが頭に浮かぶわけではないけれど、どこに行っても、その場所でどんな格好をしたら楽しいだろうかと考えてしまう」と彼女は2018年に語っている。
AFP