
ジョージ・フロイドさんがミネアポリス警察の手で殺害された事件をきっかけに世界中で抗議行動が勃発するなか、日本の複数のファッションブランドが「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter:黒人の命は大切だ)」ムーブメントを具体的な行動で応援しようと結集した。
アンブッシュ、ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ、バウンティハンター、ヒューマンメイド、HYKE(ハイク)、ヒステリックグラマー、ネイバーフッド、ノンネイティブ、WTAPS(ダブルタップス)、ホワイトマウンテニアリング、Kolor(カラー)、Sacai(サカイ)、ワコマリアなど20のブランドが、クリエイティブな方法で自分たちのコミュニティにこの運動に関わってもらい、人種的不正と闘う組織に必要な資金を回そうと、共同で特別アイテムを製作し、寄付を募ることにした。
その結果生まれたのが、「JAPANESE SOLIDARITY WITH BLACK LIVES MATTER」と前面に印象的な黒い文字で書かれた真っ白のTシャツである。
連帯のメッセージとして、Tシャツの背面にはBLM運動の支援に協力したすべての日本ブランドのロゴが表示されている。
このデザインは、日本のファッションブランドのBLMムーブメントとの連帯を多くの人々に伝えることで、人種的不正や有色人種の人格を抹殺するような差別に対する意識を高めるとともに、日本での貢献を高めることを目的としたものだ。
Tシャツは、日本と米国でオンライン販売される。
日本国内の住所への発送の受注はHuman Madeのウェブサイトで6月20日から6月22日まで受けつけ、米国内の住所への発送の受注は、Billionaire Boys Clubのウェブサイトで6月19日から6月21日まで受けつける。
多くのブランドがインスタグラムで声明を出したり、投稿したり、教育的なリソースを共有したりするなか、これらの日本のブランドは、自社プラットフォームを使用して広範なクライアントベースをBLM運動の推進に関与させ、人種的不正と闘う組織に資金を寄付することで、単なるパフォーマンス以上の支援を提供している。
https://www.instagram.com/p/CBmRIq1JbSe/?utm_source=ig_web_copy_link