
ドバイ:UAEのルーヴル・アブダビが、10月30日に、古代から今日に至るまでのラグジュアリーの多角的性質を巡る展覧会「ラグジュアリーの1万年」をオープンさせる。
2月18日まで開催される展覧会の中で、来場者は国際的な機関やブランドのコレクションを集めたファッション、ジュエリー、ビジュアルアート、家具、デザインを通じて、ラグジュアリーについて知ることができる。
展示されている350点の中には、世界で最も古い真珠や、古代ローマ時代から保存されている最大の銀製食器コレクションの1つの有名な「ボスコレアーレの至宝」などが並べられている。展覧会は、カルティエ、メゾン・ヴァンクリーフ&アーペル、シャネル、クリスチャン・ディオール、エリー・サアブ、イヴ・サン=ローランなどのデザインハウスのドレスやジュエリーを目玉にする予定だ。
[caption id="attachment_2185" align="alignnone" width="533"]来場者は、古代のラグジュアリーの歴史からその旅を始めることになる。この当時の贅沢品は、しばしばその希少性や貴重な素材、巧みな作品がその特徴で、「魚のペンダントが入ったネックレス」(紀元前1550-1069頃)に見られるエジプトの金がその代表例だ。この時代の典型的な様々な贅沢品も展示される予定で、貴重な室内装飾や個人のジュエリーなども含まれる予定だ。
[caption id="attachment_2184" align="alignnone" width="800"]ルーヴル・アブダビは、12月12日から1月10日の期間で、インタラクティブなインスタレーション「デジタル・スノー・グローブス」の初公開も行う予定で、スノーグローブの中に入った「ラグジュアリーの1万年」の作品の大型複製品に囲まれた来場者駆動型の吹雪で、冬のお祝いの雰囲気を美術館にもたらす予定だ。