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日本のアート共同体が作品に息吹を吹き込む

ワン・ヴァンダービルトは正式には一般公開されていないが、この作品はビルの外から見ることができる。(チームラボ)
ワン・ヴァンダービルトは正式には一般公開されていないが、この作品はビルの外から見ることができる。(チームラボ)
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23 Oct 2020 03:10:56 GMT9
23 Oct 2020 03:10:56 GMT9

シャムス・エル=マトワリ

日本人によるアート共同体チームラボ(teamLab)が、プログラマー、アニメ制作者、エンジニア、そして建築家によるチームを結成し、ニューヨークシティの高層ビル「ワン・ヴァンダービルト」内に展示される、花をモチーフとした最新作を制作した。

その作品「永遠の今の中で連続する生と死II、グランドセントラルターミナル」は、環境と母なる自然などがテーマとなっている。

チームラボのウェブサイトにはこう書かれている:「この芸術作品は、何度も見直すことができるような事前に録画された画像ではない。それはリアルタイムで継続的に作品を描き出すコンピュータプログラムで、常に変化し続けている」

この作品は、咲き、しおれ、死んでゆくことを繰り返す花たちを通して生と死のサイクルに焦点を当てたもの。

ワン・ヴァンダービルトは正式には一般公開されていないが、この作品はビルの外から見ることができる。

この作品は9月14日に初公開され、常設展示される。

この作品には、制作を担当したチームの「全てのものは、長く儚く、しかし奇跡のような終わりのない永遠の命の中に存在する」というメッセージが込められて  いる。

同アートグループはデジタル媒体を使ってアートの可能性を広げることを目指しており、世界各地の多くのギャラリーでその作品が展示されている。

それらの中には、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館、サンフランシスコのアジア美術館、イスタンブールのボルサン近代芸術コレクションなどが含まれている。

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