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UAEのシャルジャ映画祭、オンラインと映画館をあわせて開催 日本からも出品

アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
アントン・ヴィドクル監督、『宇宙市民』。2019年作、デジタルビデオ、フルカラー、 30分。(写真提供=アントン・ヴィドクル)
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17 Nov 2020 10:11:11 GMT9
17 Nov 2020 10:11:11 GMT9

アミン・アッバス(ドバイ)

アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ文化芸術財団(Sharjah Art Foundation)は、同国内外の新進気鋭の、また既に名声を得ている映画クリエイターたちの活気あふれるプラットフォーム、シャルジャ映画祭(Sharjah Film Platform、SFP)を11月14~21日の会期で開催している。 

今回で第3回目となる同映画祭は、既に受賞歴のある映画だけでなく、これまでに見たことのない新しい作品も含む出品作を、オンラインおよび映画館で上映している。作品上映に加えて、映画についての今日的なトピックを設けての公開講演や、ドキュメンタリー、実験映画、劇映画を対象とする映画賞も実施される。

オンラインによる上映は、シャルジャ財団の映画祭専用バーチャルプラットフォームで行われており、広範囲にわたる内容の講演やワークショップのプログラムも実施されている。今年、財団は、MENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域での映画の制作と配給をサポートすることを目的とした新しいイニシアチブ、「インダストリー・ハブ」を立ち上げ、シャルジャ映画祭のプログラムをさらに充実させている。

今年のシャルジャ映画祭、SFP3には世界中から60本以上の映画が出品されており、その中にはアントン・ヴィドクル監督の日本映画『宇宙市民(Citizens of the Cosmos)』もまれている。この作品は、1922年にアレクサンダー・スヴャトゴールが著したバイオコスミズム(生宇宙論)のマニフェストに基づいており、ロシア宇宙主義の歴史的欲求(不死、死者の復活、惑星間主義)を現代日本において掲げる、想像上の共同体を描いている。都会の神社、墓地、火葬場、畳の部屋、竹林、産業ガス工場や街路を野外ステージとして使い、夢のような一連の情景とともに、バイオコスミズムのマニフェストのナレーションがかぶせられていくという作品だ。

シャルジャ映画祭はまた、以下の既に高い評価を受けている作品の中東プレミアともなっている:第44回香港国際映画祭(2020)のヤングシネマ・コンペティション部門で最優秀監督賞を受賞した、プシュペンドラ・シン監督『The Shepherdess and The Seven Songs(女羊飼いと七つの歌)』(2020);第70回ベルリン国際映画祭(2020)で最優秀作品賞にノミネートされた、Arie Esiri監督・Chuko Esiri脚本による『Eyimofe(これが私の欲望)』(2020);そして今年のサンダンス映画で大審査員賞を受賞したヒューバート・ソーパー監督の『エピセントロ(震源地)』(2020)。

作品上映に加えて、シャルジャ映画祭は、著名な映画クリエイター、アーティスト、映画業界のプロフェッショナルたちによる講演、パネルディスカッション、対談などの豊富なオンラインプログラムを、すべて無料で一般に公開する。さらに、映画や動画芸術に興味のある子供たちを対象に、楽しくてエキサイティングなワークショップ・プログラムも実施する。

今年の映画祭の開催に当たり、シャルジャ文化芸術財団の会長兼ディレクターであるシェイハ・ホーア・アル=カシミ氏は次のように述べている。「UAEとその周辺地域には非常に優れた映画クリエーターのコミュニティがあり、2018年に初開催されたシャルジャ映画祭は、 当財団の地域の映画クリエーターの皆さんに対する長年の支援を強化し、また彼らの作品をより多くの国際的な観客に届けようとするものです。」

「今年行われる様々な試み(オンライン上映の映画祭コンポーネントへの追加や「インダストリー・ハブ」の立ち上げ)により、私たちの映画産業への取り組みを強化することができたと思っています。世界中の観客が、この地域の素晴らしい映画クリエーターたちの作品を家ですぐに観られるようになりましたし、新進の映画クリエーターを支援し、将来にわたってより冒険的、実験的で優れた映画作りの基礎を築くための新しいインフラストラクチャも築いています」とカシミ会長は付け加えた。

シャルジャ映画祭は、マスク着用の義務付け、ソーシャルディスタンスの確保、映画館のスクリーンの座席数の制限を含む新型コロナ対策プロトコルを採用している。参加チケットは、映画祭のオンラインプラットフォーム、およびすべての上映参加映画館で入手できる。

オンライン上映の場合、作品は映画館で上映された翌日にオンデマンドでストリーミングできる。講演やワークショップにも同一のバーチャルプラットフォームからアクセスできる。こちらの参加は無料だが、事前登録が必要とのことである。

詳細についてはsharjahart.orgまで。

 

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