


シャムス・エルムトワリ、ドバイ
日本のラーメン店「一蘭」が、ゲーム制作会社トリコルの新作バーチャルリアリティゲーム「カウンターファイト一蘭」で、顧客をキッチンに招いている。
このゲームでユーザーは、特定の時間内にラーメン作りの方法を完成させることにより、調理技術を磨くことができる。このゲームはOculusオンラインストアにて1,480円(14.26ドル)で購入可能だ。
プレイヤーはボーナスポイントを獲得するために、全体を通して食べ物の完璧な調理とプレートテクニックのマスターによって顧客を満足させる必要がある。
このバーチャルリアリティゲームは飲食店で働く充実した体験も提供する。
「店舗だけで見ることのできる替え玉プレートやオーダー表、オリジナルのスパーシーな赤いたれ、および有田焼のオリジナル丼など、多くのおなじみのアイテムが登場します」と、トリコルの公式ウェブサイトは述べている。
また、「店内で流れるBGMや替え玉の効果音が忠実に再現されており、いつでもどこでも、一蘭のお店の雰囲気を味わうことが可能」とも言う。
ユーザーは購入前に、互換性のあるVRセットを確保する必要がある。
博多で創業した飲食店「一蘭」は、質の高いラーメンと、最高級食材の使用に対するこだわりで評価されている。
また一蘭は、30種類のスパイスとゆっくり熟成させる工程で作られたオリジナルのスパーシーな赤いたれでも有名だ。
この飲食店は、顧客が気をそらされることなく着席し、ラーメンの風味と味への完全な集中を確保できるようにすることを意図した新しい食事体験「味集中カウンター」でも人気がある。