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東京株、900円超安=米ハイテク株下落を嫌気

終値は4月21日以来、約3週間ぶりの低水準で、2万9000円割れは4営業日ぶり。下げ幅が一時1000円に迫る場面もあった。(ANJ)
終値は4月21日以来、約3週間ぶりの低水準で、2万9000円割れは4営業日ぶり。下げ幅が一時1000円に迫る場面もあった。(ANJ)
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11 May 2021 04:05:52 GMT9
11 May 2021 04:05:52 GMT9

11日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比909円75銭安の2万8608円59銭に急反落した。米国市場のハイテク株安を嫌った売りがIT株や半導体関連株を中心に広がった。東証1部上場銘柄の9割強が下落するほぼ全面安の展開だった。

終値は4月21日以来、約3週間ぶりの低水準で、2万9000円割れは4営業日ぶり。下げ幅が一時1000円に迫る場面もあった。 

前日10日の米国市場では、高値警戒感の強まりから「GAFA(ガーファ)」と呼ばれる巨大IT企業の株価が軒並み下落した。東京市場でも、業績の成長期待が高い値がさハイテク株に売りが膨らみ、日経平均の下げ幅が大きくなった。景気回復期待を背景に堅調だった素材関連株も売られた。

市場関係者は「10日まで日経平均が3営業日連続で上昇していた反動で戻り待ちの売りが膨らんだ」(大手証券)と話していた。

JIJI Press

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