
アラブニュース
ドバイ: 14回目となるUAE=アラブ首長国連邦のアート・ドバイの開催が、17日に主催者より発表された。
アート・ドバイはドバイ国際金融センターに新たに設けられた特設会場で3月29日~4月3日に、開催されることになる。
発表によれば、今回の新たな特設会場は約45のギャラリーを収容できる。会場は必要な安全の確保やソーシャルディスタンス対策のために、主催者がいつでも人数制限を効果的に行うことができる一方、来場者にとってはより自由な空間として機能するという。
また、密を避けるために、来場者はアート・ドバイの新アプリから事前予約をする必要がある。
新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限が行われていることから、主催者は、国外の人が会場の展示をバーチャルに鑑賞することができるリモートプログラムの導入についても発表した。
アート・ドバイは今月、参加ギャラリーの最新リストを公表することにしている。
9月にアート・ドバイは、中東の近現代アートの長年の専門家であり、クリスティーズ・ドバイのアラブ・イラン・トルコ芸術の元スペシャリストであるHala Khayat氏が新たな地域ディレクターに就任すると発表した。シリア出身のKhayat氏はクリスティーズで働いていた2014年に、SAFIRというNGOを立ち上げ、シリアの若いアーティストたちの活動を支援している。