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サウジ合唱団は新たな歌声を聞く用意がある

2018年2月23日、サウジの女性たちがリヤドのジャズフェスティバルに参加している。サウジアラビアは近いうちに、自国の多彩な音楽的才能を誇ることになる。(ロイター通信)
2018年2月23日、サウジの女性たちがリヤドのジャズフェスティバルに参加している。サウジアラビアは近いうちに、自国の多彩な音楽的才能を誇ることになる。(ロイター通信)
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08 Apr 2021 03:04:07 GMT9
08 Apr 2021 03:04:07 GMT9
  • 応募者は4月7日から5月30日まで、Eプラットフォーム、https://engage.moc.gov.sa/reg_form/tracks/278/newで申し込める

ジェッダ:サウジアラビア国立合唱団は、入団を望むサウジ人歌手の応募を現在受け付けている。

この合唱団は、音楽委員会の取り組みの1つであり、王国の音楽部門の発展を目指している。この国立楽団は国内及び世界中で、公演に参加する予定だ。

応募者はサウジ国籍を持ち、18歳以上の歌唱経験者でなければならない。応募者は伝統的なアラビア音楽で用いられる旋法、主要な東アラブの「マカーム」で歌えなければならない。

また、歌手志願者はスタジオでの拡声機能を用いずに、自らが独唱する質の高い明瞭な音声の2分間動画もアップロードしなければならない。

この取り組みを通して、音楽委員会は「科学的な根拠に基づいて国立合唱団の結成」を目指している。この合唱団は音楽イベントで、国内・世界的に王国を象徴する代表的な合唱団となる。これはまた、サウジの才能を支援し、力を与えたり、応募してくる者の能力を高めたりもする。

応募者は4月7日から5月30日まで、Eプラットフォーム、 https://engage.moc.gov.sa/reg_form/tracks/278/newで申し込める。

2020年2月にサウジアラビアの文化大臣は、ライフスタイルとしての文化の推奨、経済成長への貢献、世界的な王国の地位向上を目指して、映画、ファッション、音楽、歴史遺産、芸術といった部門の発展を推進する11の文化委員会を新たに立ち上げた。

音楽委員会はジハード・アル・カリディ氏が率いており、同氏は33年以上の音楽的経験を積んでいる。同氏はエジプトの交響楽団で8年間、バイオリニストとして活動していた。

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