
世界的ブランド「KENZO」を創業したファッションデザイナーで、昨年10月にパリで81歳で死去した高田賢三さんの遺品が11、12両日に競売に掛けられ、計約251万ユーロ(約3億3000万円)で落札された。フランスの競売商アールキュリアルが発表した。
遺品は計545点。高田さんが晩年暮らしたパリの自宅に残された家具や、収集した絵画など美術品、自身がデザインした衣服が含まれる。このうち、米写真家ウィリアム・エグルストン氏の作品は4万6800ユーロ(約620万円)、中国・漢時代の木馬像は4万1600ユーロ(約550万円)の値が付いた。
JIJI Press