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サウジアラビアのアル・マンスール監督とハナ・アル・オマイル監督、シネマリストで最も影響力のあるアラブ人に選ばれる

アル・マンスール氏の最新のコメディー映画、『完全な候補者(The Perfect Candidate)』は2019年8月、ベネチア国際映画祭で初演された。(AFP)
アル・マンスール氏の最新のコメディー映画、『完全な候補者(The Perfect Candidate)』は2019年8月、ベネチア国際映画祭で初演された。(AFP)
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14 Jul 2021 09:07:07 GMT9
14 Jul 2021 09:07:07 GMT9

アラブニュース

ドバイ:サウジアラビアの映画製作者、ハイファ・アル・マンスール氏とハナ・アル・オマイル氏が今週、アラブシネマセンターが発表した「アラブ映画界で最も影響力のあるプロフェッショナル101人」に選出された。

センターがカンヌ映画祭で発表するこのリストは今年で連続7回目となる。

アルマンスール氏は長年にわたってサウジアラビア映画界をリードしてきた。氏の1997年短編映画、『誰?(Who?)』と2005年ドキュメンタリー映画、『影の女(Women in the Shadows)』は、この地域での女性地位向上運動を活発化させるきっかけとなった。2012年製作の、『少女は自転車にのって(Wadjda)』は初めて全撮影がサウジアラビアで行われ、世界的に高い評価を受け、BAFTAの最優秀外国語映画賞にもノミネートされた。

アル・マンスール氏の最新のコメディー映画、『完全な候補者(The Perfect Candidate)』は2019年8月、ベネチア国際映画祭で初演された。

アル・オマイル氏はサウジ初のNetflixオリジナルシリーズ、『囁き(Whispers)』の脚本家、監督である。(提供)

この映画は、サウジ映画協議会(SFC)が初めて支援した映画として歴史を刻んだ。同協議会は、サウジアラビアの映画製作を支援し、映画産業を拡張する役割を担うことを、2018年のカンヌ映画祭で発表した。

一方、アル・オマイル氏はサウジ初のNetflixオリジナルシリーズ、『囁き(Whispers)』の脚本家、監督である。

この映画は8部作のサイコスリラー映画で、ある一家の家長、ハッサンが自分の会社で新しいアプリの発売をしようとする直前に事故死してしまい、その後家族が散り散りになっていく様子を描いている。ハッサンの死後、次々と暴かれる秘密も描き出される。

影響力のあるプロフェッショナルのリストには他にも、チュニジア系エジプト人女優、ヘンド・サブリー氏、ヨルダンの俳優兼プロデューサー、サバ・ムバラク氏、シリアの女優、キンダ・アルーシュ氏、パレスチナ人監督兼女優、ヒアム・アッバス氏、エジプト人俳優、アーメド・エズ氏、アーメド・マレク氏、カリム・アブデル・アジズ氏なども入っている。

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