




AFP、日本の埼玉より
日曜日、サレム・アルドサリとバフェティンビ・ゴミスの活躍で、サウジアラビアのアルヒラルが浦和レッドダイヤモンズを2対0で破り、2戦合計3対0としてAFCチャンピオンズリーグを制し、最多記録に並ぶ3回目のアジアのクラブ王者となった。
アルドサリは終了16分前に得点し、得点王のゴミスは大会での11点目をロスタイムに決めた。サウジのビッグクラブにとって19年ぶり、3度目のタイトルとなり、韓国の浦項スティーラーズと並ぶ最多優勝となった。
アルヒラルは2017年の決勝で日本の浦和に敗れており、西アジアのクラブとしては2011年のカタールのアルサッドが勝って以降初めて、日本、韓国、中国、オーストラリアのクラブの勝利を止めた。
アルヒラルは前半を優勢に進め、アンドレ・カリージョのゴールで1対0で勝ったファーストレグの勢いを維持しているようだった。
両チームのゴールキーパーとも序盤から奮闘を余儀なくされたが、前半最も決定的だったのは、浦和の関根貴大の至近距離からのボレーシュートをアルヒラルの守護神アブドラ・アルマユーフが弾き出した場面だった。
ハーフタイムの後、決勝までに10得点を決めている大会得点王のゴミスがニアで正確なクロスに合わせたが、西川周作が鋭い反応でセーブした。
ゴミスはさらにセバスティアン・ジョヴィンコのクロスを胸トラップしてボレーシュートしたが、またしても西川に止められた。
しかし、それはホームチームにとっては不吉なサインだった。74分にはアルヒラルがついに怒涛の攻撃で浦和ディフェンスをこじ開けた。
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何本もパスを繋いで浦和ディフェンスを下げさせると、マンオブザマッチに選ばれたジョヴィンコがラストパスを送り、サレムはそれを押し込むだけだった。
ゴミスは終了間際にダイビングヘッドを試みるがあと少しで合わせられなかった。しかし、この長身フォワードはロスタイム3分にアルヒラルの2点目を叩き込むことに成功した。
アルヒラルはこの大会を2度目に制した2000年以来アジアのタイトルを渇望してきた。1度目は大会がアジア・クラブチャンピオンシップと呼ばれていた1991年に遡る。
2014年と2017年には決勝まで進んだが、それぞれウェスタンシドニーと浦和に敗れている。