



アミン・アッバス
ドバイ:UAEにある日本の紀伊國屋書店で『マンガ・アラビア・キッズ』が入手可能となった。
このキッズマガジンは、サウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)が発行している『マンガ・アラビア』誌を模したもので、10歳から15歳の子供を対象としている。
この雑誌には、「ガンダムAGE」や「フューチャーカード・バディファイト」などの日本の漫画をアラビア語に翻訳したものや、「リザード・ボーイ」や「キャット」などのアラビア語のオリジナル漫画を掲載している。
紀伊國屋書店の担当者は、アラブニュース・ジャパンの取材に対し、「日本の漫画は必ずしも翻訳されていないので、アラビア語で漫画を読みたいと思っているアラブ人読者は多い」と語った。
また、「願わくば、中東地域で新しい世代が漫画を読むきっかけになればと思います」と述べた。
同氏によると、『マンガ・アラビア』誌に掲載されているオリジナルストーリーは、新たな作家やアーティストに独自のストーリーを作るインスピレーションを与える可能性がある。
『マンガ・アラビア』の想像力に富んだ新しいアラビア語のコンテンツは、目的意識が高く、安全で、アラブの文化的価値観に触発されている。さらに、コンテンツは日本の主要出版社によって命を吹き込まれるとともに翻訳され、あらゆる年齢層に読まれる準備が整っている。
『マンガ・アラビア』には2つのサービスがある。10歳から15歳の年齢層を対象とした『マンガ・アラビア・キッズ』と、16歳以上を対象としたものだ。両誌ともに、デジタル版と月刊誌を無料で提供する。