
アラブニュース
ドバイ:レバノンのスター、ヒバ・タワジが10月29日、アル・ウラーのマラヤ・コンサートホールに登場する。世界的なパンデミックが始まって以来、サウジアラビアの都市で開催される音楽・公共イベントの復活を告げる公演だ。
レバノンの有名な歌手、女優、演出家のタワジ氏は、活動歴が14年に及び、世界の主要な舞台で公演してきた。この地域にも世界にも多くのファンがいる。
2017年にはサウジアラビアの聴衆を前に公演し、女性歌手として初めて王国の舞台でライブ音楽を披露した。
ヒットメーカーのタワジにとって、アル・ウラーでの公演は今回が初めてだ。
「素晴らしい歴史と創造の伝統を持つアル・ウラーで公演したいとずっと思っていました」とレバノンのソプラノ歌手は声明で述べている。
「マラヤで歌を披露できるとは本当に光栄です。この都市と会場にふさわしい公演になるように慎重に準備する必要があります。特別なイベントになることでしょう」
サウジアラビアではパンデミックに伴う規制の緩和が続いており、アル・ウラーでコンサートや美術展などのライブイベントが復活しつつある。今後数週間から数カ月にわたってこの歴史的な都市で一連の文化イベントが開催される予定だ。
マラヤ・ミュージックホールでの最後のアーティスト公演は、2020年3月に行われた米国の歌手ライオネル・リッチーとこの地域出身のペルシャンナイト・トリオによるものだ。
タワジ氏はアル・ウラー・モーメント(AlUla Moments)のスケジュールの下であの印象的な鏡張りの建物で公演する地域と世界の刺激的なアーティストたちのトップバッターになる。
参加者は新型コロナウイルス検査を必要とされないが、国の保健規制が適用され、万全の安全対策が講じられる。