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北朝鮮、また弾道ミサイル発射か=東部から日本海に―日本EEZへの飛来確認されず

北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会政治局は19日の会議で、米国との「信頼醸成措置」を全面的に見直すよう指示。(AFP)
北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会政治局は19日の会議で、米国との「信頼醸成措置」を全面的に見直すよう指示。(AFP)
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27 Jan 2022 02:01:25 GMT9
27 Jan 2022 02:01:25 GMT9

ソウル時事: 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は27日午前8時(日本時間同)ごろ、東部の咸興付近から北東方向の日本海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体2発を発射した。飛行距離は約190キロで最高高度は約20キロ。岸信夫防衛相は「日本の領域や排他的経済水域(EEZ)への飛来は確認されていない」と述べた。

北朝鮮は今年に入り弾道ミサイルや巡航ミサイルの試射を相次いで実施しており、今回が6回目。岸田文雄首相は首相官邸で記者団に対し、航空機・船舶の「被害報告は届いていない」と説明。北朝鮮がミサイル発射を繰り返していることについて「弾道ミサイルの発射が含まれる。国連決議違反であり、大変遺憾だ」と批判した。岸防衛相も「わが国を含む国際社会全体にとって深刻な課題だ」と語った。 

北朝鮮は2019年8月にも咸興から短距離弾道ミサイルを発射している。韓国軍合同参謀本部は「追加発射に備え、動向を追跡・監視し、準備態勢を維持している」と強調。韓国メディアによると、大統領府は安保関係閣僚による国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急招集し、対応を協議した。

北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会政治局は19日の会議で、米国との「信頼醸成措置」を全面的に見直すよう指示。18年4月に凍結を表明していた核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)試射の再開を示唆するなど軍事的威嚇をさらに強める構えを見せている。

時事通信

 

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