


アミン・アッバス
ドバイ:地域最大のテクノロジーイベントである第41回GITEXが10月17日から21日までドバイで開催され、日本のパビリオンが参加した。
日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催するパビリオン「J-Startup」には、日本のハイテク企業20社が参加した。
ジェトロ・ドバイ事務所の山村千晴氏は次のように述べた。「(日本のスタートアップ20社のうち)15社が直接出展し、5社がオンラインで出展しました。つまり、『ハイブリッド』な参加の仕方をしたのです」
山村氏は、COVID-19の影響はまだ残っており、特に渡航制限の面でそれが感じられたという。
「その中でも特に心配だったのが、日本に帰国する際の検疫です。最低でも10日間の隔離を受けなければならず、渡航予定者のほとんどが企業のCレベル(経営幹部レベル)であるため、継続的なビジネスに影響を及ぼす可能性がありました」
JETROの同氏によると、「GITEXは皆が『ビジネスを再開している』ことを示す良い方法だった」という。
「多くの人がポジティブな気持ちで展示会に参加してくれました。来場者数は『コロナ前』の時期とほぼ同じでした」と彼は付け加えた。
日本はGITEX2021で過去最大のパビリオンを出展した。「GITEX Future Starsには2016年から参加しており、今回で6回連続の参加となります。これは、日本がドバイや中東のマーケットに関心を持ち、この地域の投資家とつながりを持とうとする意欲があることを示しています」と山村氏は語った。
この展示会では、パンデミックの状況において施設内にいるすべての人の健康と安全を確保するために、UAE政府当局が定めた厳格な健康・安全基準が適用された。