
アラブニュース・ジャパン
UAEの50回目の建国記念日に当たる12月2日、若者のための世界最大の持続可能なファッションプログラムである「Junk Kouture」が「50 Thrifty Headpiece Design Competition」を開催する。このデザインコンペでは、リサイクル素材を使った頭飾りの制作を通じて、学生たちが創造的なスキルを披露する。
コンペの目的は、地域の才能ある人材が創造的な力を発揮する場を用意するとともに、ゴミや「廃品」と分類される物の再利用を通じて、持続可能なデザインについて学ぶことにある。UAEにまつわるアイテムを制作することで、循環型ファッションへの発展を目指す。
コンペはUAE在住の8~18歳の生徒・学生を対象としている。興味のある若者は、11月29日までにJunk KoutureのInstagramアカウントから自分のデザインを応募する。
頭飾りのデザインの写真に、氏名や年齢、学校名を添えて応募する必要がある。また、「地球によい影響を与えるために今後50年でUAEに起きてほしい変化」について語る姿を収めた短い映像を提出することも条件となっている。
入賞したデザインはJunk Koutureのソーシャルメディアに掲載され、入賞者には2022年の「Junk Kouture World Final」への招待状が2枚送られる。また、持続可能なストリート・アクティブウェアのブランド「The Giving Movement」で使える400UAEディルハム分のクーポン券も授与される。審査結果は12月2日に発表予定。
Junk Koutureは、世界最大級のファッション都市であるニューヨークにおいて大きな進展を見せている。市内の400人以上の教師と話し合い、すでに100校以上が参加を決めている。
Junk Koutureの活動は最近UAEでも広がっており、大きな進展を見せている。各地で学生や生徒と対話を重ね、100校以上がコンペに参加すると見られる。
コンペ参加を希望する学校はウェブサイトから応募する必要がある。