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第9回バンテージ・ポイント・シャルジャ写真展、12月18日まで開催中

田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
田中ヒロ『無題(Untitled)』(2018年)「Chicharrón」より。60x40cmのデジタルプリント。(提供写真)
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02 Dec 2021 08:12:42 GMT9
02 Dec 2021 08:12:42 GMT9

アミン・アッバス

「バンテージ・ポイント・シャルジャ9(VPS9)」はシャルジャ・アート・ファンデーションが写真という媒体をテーマに毎年行っているイニシアティブの第9回である。現在、同団体の場外会場であるアル・ハムリヤ・スタジオで展示されている(12月18日まで)。

今年のバンテージ・ポイント・シャルジャ写真展では、日本人写真家・田中ヒロ氏など、30ヶ国の53人の写真家の作品が展示されている。

展示作品は公募で選考されており、4つのカテゴリーに500作品以上の応募があった。カテゴリーは「コンセプチュアル」「実験作品」「フォトジャーナリズムとドキュメンタリー」「ステージド・フォトグラフィ」の4つとなっている。

シャルジャ・アート・ファンデーションの代表がアラブニュース・ジャパンに、今年度のバンテージ・ポイント・シャルジャで主催者が苦労した点について語ってくれた。「最大の困難は、応募数そのものでした。国際的な公募に500点以上の応募が集まり、その中の一部だけを選抜候補作リストに載せるのは大仕事でした。最終選考のために審査員団がいてくれて非常に助かりました」

今年度のバンテージ・ポイント・シャルジャが過去のイベントと違う点について、代表は次のように語った。「シャルジャ・アート・ファンデーションがバンテージ・ポイント・シャルジャを開催するようになって9年になりますが、今年初めて審査員団を導入しました。アマル・アル・アッタール氏(アーティスト)、シャム・エンバシ氏(写真家・建築家)、ムハンマド・キリト氏(写真家)、アリア・アル・シャムシ氏(作家・アーティスト)が審査員となっています。また、写真家たちを勇気づけ、援助するために、賞金も導入しています。今年度は4つのカテゴリーで募集を行いました。「コンセプチュアル」「フォトジャーナリズムとドキュメンタリー」「実験作品」「ステージド・フォトグラフィ」の4つです。これは、各カテゴリーで写真家が公平に選考されるようにすることを目的としたものです」

今年のバンテージ・ポイント・シャルジャに行くのを楽しみにしている人への主催者からのおすすめについて、代表は展覧会を訪れる人に次のことを奨励している。「写真家が自分の周囲の世界をどのように捉えているのかを見てください。写真家の個人的な経験やストーリー、そして文化的・政治的・環境的な条件を探求しながら。また、会場となっているアル・ハムリヤ・スタジオをお楽しみ頂くこともできます。当方としても個人的に気に入っている場所の1つです。VPS9の開催中に行われている教育プログラムをチェックするのもお忘れなく。今年度の展覧会に触発された内容となっております」

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