ザイド・カショージ
リヤド:地域最大のミュージック・フェスティバルは今月16日にリヤドで始まり、200人以上のEDM DJやステージパフォーマーなど、豪華な顔ぶれが揃う。
リヤドのバンバンで開催される「MDLBEAST SOUNDSTORM」は、今週から開催されている「XP Music Conference」に続いて、12月16日から19日まで開催される。
同フェスティバルには、Armin Van Buuren, David Guetta, Deadmau5, DJ Snake, Eric Prydz, Martin Garrix, Paul Kalkbrenner, Tiesto, Steve Aoki, Adam Beyer, Amelie Lens, Carl Cox, Charlotte de Witte, Jeff Mills, Nina Kraviz, and Sven Vathなどの国際的トップアーティストが参加している。
また地域アーティストとして、Anmarz、Cosmicat、Spaceboi、Zone+が出演する。あまりに出演者が多いので、主催者はフェスティバルを1日延長し、12月16日から19日まで開催することにした。
MDLBEASTの最高責任者であるラマダン・アル・ハラタニ氏は、「今年のMDLBEASTには、2台のステージが追加されるなど、多くのサプライズがあります」と述べた。
MDLBEASTの主催者によると、フェスティバルに出演する200人以上のアーティストを招待するため、当イベントを1日延長したという。
そして「アプリも導入することで、観客の旅や体験がスムーズになるようナビゲートしています。人々がフェスティバルでどこに行き、誰を見るかという選択と自由を持って欲しいと思っています」とアル・ハラタニ氏は語った。
またアル・ハラタニ氏は、今年のSOUNDSTORMで前例のない警備対策を行い、ファンに最高の体験を提供するというMDLBEASTのコミットメントを改めて強調した。
観客30名に対して約1名、8,000名以上の警備担当者と対応チームが待機し、335台のCCTVカメラで会場の隅々まで監視している。
主催者によると、今年は警備を強化することで、非社会的行為を防止し、来場者が安全な空間を作れるようにしたとのことである。
「コロナ禍は、警備対策や技術的なソリューションをもう少し練る時間を与えてくれたので、ある意味プラスに働いたと思います。世界的に見ると、70人の参加者に対して警備員1人の割合が一般的ですが、今年はその倍を確保することができました。あらゆる形態のハラスメントや、違法薬物に対していかなる違反も許さない方針を貫いていて、スタッフは全員違反を防ぐための訓練を受けています。イベントでの行動規範は、ウェブサイトに掲載されていますので、ぜひご覧ください」と、アル・ハラタニ氏は付け加えた。
SOUNDSTORMの参加者は、事前に警備や安全確保のための措置を把握し、万が一の際にはMDLBEAST公式アプリで積極的に通報するよう主催者からアドバイスを受けている。
MDLBEASTは混雑を最小限に抑えるための対策をとっているが、チケットを購入した参加者がスムーズに入場できるよう、主催者から早めの到着が勧められている。会場周辺の道路は交通規制が敷かれ、主催者は可能な限りライドシェアを推奨し、交通量の軽減に努めている。国王ファハド道路を通る車両アクセスはなく、タクシーやドロップオフはパーク・アンド・ライド・エリアに限られる。
またMDLBEAST主催者は、ストームブレイザーとVIBのチケットを持っている参加者のみ、カリッド国王道路とサルブフ道路を使用して駐車場にアクセスすることを許可すると発表している。またストームチェイサーの参加者には、アビ・バクル・アル・シディーク道路またはファイサル・イブン・バンダール・イブン・アブドゥルアズィーズ王子道路からパーク・アンド・ライド施設を利用してフェスティバルに入場するよう案内している。
ストームチェイサーのチケットを持っている観客は、VIBまたはストームブレイザーの来場者でパーキングパスを持っている人と一緒でない限り、カリッド国王道路とサルブフ道路からのアクセスはできない。いかなるチケットを持っている来場者でも、ナキールモールまたはリヤド大通りのヴァージンメガストアで事前にパスを受け取るように要請されたVIBまたはストームブレイザーと一緒に乗車できる。
当フェスティバルのチケットは数に限りがあるが、https://tickets.mdlbeast.com/で購入することができる。