
アラブニュース・ジャパン
ドバイ:2020年ドバイ万博の展示設計部門カテゴリーA(2500㎡以上のパビリオンが対象)で日本が金賞を受賞した。
万博最終日を祝うイベントの前日となる3月30日、公式表彰セレモニーが開催され、優秀なパビリオンを表彰した。日本と同カテゴリーでは、パキスタン館が銀賞を、スペイン館が銅賞を受賞した。
#Expo2020 Dubai Official Participant Awards – Exhibition Design
— BIE (@bieparis) March 30, 2022
Self-built pavilions – Category A (larger than 2,500m2)
🥇 Japan
🥈 Pakistan
🥉 Spain pic.twitter.com/zuzE9R8ZFP
万博のテーマである「コネクティビティ(繋がり)」から大きな着想を得た日本人建築家、永山祐子氏が日本館の建築設計を手掛けた。中東と日本の幾何学模様の類似性を探り、アラベスクの文様と麻の葉・組子の文様を組み合わせ、パビリオン建築に取り入れた。
公式参加賞は、関連分野の専門家9名で構成された国際的な審査員会によって決定された。審査員は1月と3月に、2020年ドバイ万博の国際パビリオンを全て訪れ、最終結果を出した。
賞はパビリオンのサイズとタイプ別に応じて五つのカテゴリーに分かれており、「建築と風景(自国が建設するパビリオン)」「展示設計」「テーマの解釈」の三部門で表彰する。
セレモニーでは51の賞が授与された。
また、「建築と風景」部門ではサウジアラビアが、「テーマの解釈」部門ではドイツがそれぞれ金賞を獲得した。