
アラブニュース
アブダビ:ニューヨーク大学アブダビ校芸術センターは音楽イベント、映画上映、演劇、ダンスパフォーマンス、ワークショップなど刺激に富んだスケジュール内容のイベントを10月に主催すると、エミレーツ通信社が報じた。
10月1日と2日は 受賞歴のある監督ジョアンナ・セトル氏とニューヨーク大学アブダビ校卒業生のリーム・アルメンハリ氏が、アラブの女性として人生を探索する2020年演劇作品の再上演をアラビア語と英語の詩が融合する形で公開する。
センターは10月3日ヨルダンの映画監督ザイド・アブ・ハムダン氏とのライブ討論を開催したあとハムダン氏の映画「アブドラ・ラーマンの娘たち(Daughters of Abdul-Rahman)」を上映する。ストーリーは行方不明になった父親を探すために結束を強いられる、疎遠になっていた4姉妹を中心に展開される。
10月5日と6日は グラミー賞にノミネートされたサックス奏者ラヴィ・コルトレーン氏が「宇宙の音楽:ジョン・コルトレーンとアリス・コルトレーンの音楽を現代的に探求 – ラヴィ・コルトレーン」というタイトルで奥深い音楽の傑作を披露し、気高く恍惚とした2人のジャズパイオニアの音楽を再表現する。
10月10日はアルメンハリ氏が再度参加する予定で、「演劇に詩を取り入れる – シーンの書き方」と題した対話型ワークショップで詩を演劇のシーンに取り入れる方法を参加者と共有する。アラビア語と英語で開催されるワークショップの参加者は書く練習を通して指導を受け、参加者にとってこれから自分の作品を作るスタートとなる。
10月11日に催されるセトル氏のワークショップ「監督の手法を探索」では参加者はセトル氏のケーススタディを共有しながら演劇、オペラ、パフォーマンスアートを監督する際のセトル氏の取り組み方を学ぶ。
10月24日はエルヴェ・コウビ(Compagnie Hervé Koubi )の共同創立者ギヨーム・ガブリエル氏が「都会的・近代的なダンスのワークショップ:夜が昼に与える恩恵(フランス語の原文:“Ce que le jour doit à la nuit”)」を通して都会的で近代的なダンスの基本原理を紹介する。
10月26日に再度開催されるワークショップは近代的・都会的ダンスと武術を組み合わせた内容となる。