


アラブニュース・ジャパン
テレビ番組『ザ・シンプソンズ』は『デスノート』をパロディしたエピソードで日本のアニメを題材にする。
日曜日に放送予定のパロディ盛りだくさんのエピソード『Treehouse of Horror XXXIII』は韓国のアニメーションスタジオDR Movieによって制作されたことを、『ザ・シンプソンズ』のエグゼクティブプロデューサー、マット・セルマン氏が明らかにした。
先週行われた公式ポッドキャスト「フォー・フィンガー・デシィスカウント」でのインタビューで、セルマン氏はこのエピソードが「マジなアニメ」であると語っている。
「このエピソードのアニメーションを制作したのはDR Movieという素晴らしいアニメ制作会社です。彼らはシンプソンズの世界を『デスノート』のような画風に見事に落とし込んだ」とセルマン氏は言った。
このエピソードの映像は、10月25日にソーシャルメディアに流出し、ファンの間で話題になった。流出した映像では、『ザ・シンプソンズ』のキャラクターであるリサ・シンプソンが、「デス・トーム」と呼ばれるデスノートのようなものを発見する様子が描かれている。
— Out of Context Simpsons Couch Gags (@OOCCouchGags) October 26, 2022
セルマン氏は7月、今年のハロウィーン・エピソードはスティーブン・キングのホラー小説『IT』と、大場つぐみ原作、小畑健作画の漫画『デスノート』のアニメをパロディすることをほのめかしていた。
『ザ・シンプソンズ』の公式ツイッターアカウントは、9月にこのエピソードのポスターを公開し、アニメ風に描かれたリサが、デスノートを象徴する死神リュークと一緒に写っている。
『ザ・シンプソンズ』がアニメや日本のポップカルチャーをモチーフにしたのは、これが初めてではない。2014年のハロウィン・エピソードでは、シンプソンズ一家が『進撃の巨人』『NARUTO -ナルト-』『ポケットモンスター』『BLEACH』『ONE PIECE』『千と千尋の神隠し』など、さまざまな作品を意識した画風で描かれるというものであった。また、同シリーズは、『ゴジラ』や『ポケモンGO』のパロディも行っている。
このエピソードは10月30日に放送される予定で、三部作のうちの二作目になる。他の2つは、マージ・シンプソンが主役の『ババドック 暗闇の魔物』をオマージュしたものと、ドラマ『ウエストワールド』のパロディとなる予定だ。