
ゲームソフト大手「スクウェア・エニックス」元社員らによるインサイダー取引事件で、東京地検特捜部は18日、金融商品取引法違反容疑で、新たに同社元社員、中裕司容疑者(57)を逮捕した。中容疑者はゲーム大手のセガ在籍時に人気ゲーム「ソニックシリーズ」などを手掛けたクリエイターとして知られている。
逮捕容疑は2020年1月、同社が製作会社「Aiming(エイミング)」と共同で進めていたスマートフォン向け新作オンラインゲームの開発進展情報などを知り、公表前にエイミング株1万株を計約280万円で買い付けた疑い。
事件では、スクエニ元社員の佐崎泰介(38)、知人の鈴木文章(40)両容疑者が同法違反容疑で逮捕されている。
時事通信