

アラブニュース・ジャパン
東京:フォトジャーナリストの志葉玲氏は、アラブ社会とのつながりが多く、志葉氏の娘である藍沙(アイシャ)氏も、アラブ文化やイスラム文化との関係を深めている。この親娘の作品を集めた展覧会が、先日、東京で開催された。
藍沙氏の父親は、日本の著名フォトジャーナリストで、パレスチナからイラク、ヨルダンからウクライナまでの紛争地を飛び回っている。
日本人の藍沙氏は、中東に行った経験はないが、父親の玲氏と、動物写真に対する情熱と中東への興味を共有している。
彼女が撮影する写真は、日本各地に生息する鳥や生活をする猫が多い。父親のように、彼女は、古いアナログカメラに似ている富士フイルムのデジタルカメラを使用している。
彼女が撮影したサウジアラビアの猫の写真は、有力新聞社である毎日新聞社が発行する毎日小学生新聞で出版された。
藍沙氏は、『毎日小学生新聞』に、月に1回エッセイを執筆している。
彼女のテーマは、地球環境と生態系の保護である。
藍沙氏は、写真とエッセイを通して、生き物の魅力を伝え、自然保護の重要性を強調している。
志葉玲氏は、「私は何年にもわたって、イラクやパレスチナで取材してきて、中東の人々と文化が好きです。私はイスラム教徒ではないですが、イスラム教徒の人々の親切さと彼らのお互いに助け合う精神を尊敬しています」ですので、自分の娘に中東ではポピュラーな名前である「アイシャ」と名付けたのです、と語った。