ドバイ:フランスの歴史あるジュエリーブランド「カルティエ」が、日本で開催される2025年万博の日本国際博覧会協会の委員会により、女性パビリオンを出展するよう選ばれた。
カルティエは、女性イニシアティブや、対象を絞った他の慈善プログラムを通じた女性のエンパワーメントに対するコミットメントにより、2025年万博の女性パビリオンを代表する機会を得た。
日本政府は、2025年万博で達成すべき具体的な目標を持っている。すなわち、持続可能な開発目標の達成に貢献することである。カルティエの優勝提案は日本政府の目的に合致したため、万博の女性パビリオンの地位を確保した。
カルティエの優勝案には、永山祐子氏が設計した2020年万博の日本館の建設に使われた建材を再利用するなどの革新的なアイデアが含まれていた。
日本館は2020年万博の展示デザインで金賞を受賞した。永山氏は、万博のコネクティビティというテーマに触発され、幾何学模様や唐草模様を取り入れることで、中東と日本の類似点を見つけようと試みた。
2025年の万博では、永山氏が女性パビリオンのデザインも担当する。
カルティエの社長兼CEOであるシリル・ヴィニュロン氏は、「万博との有意義なパートナーシップを通じて、世界中の女性のエンパワーメントとジェンダー平等を支援する旅を続けることに心躍らせている」と述べた。
女性パビリオンの名称とそれに関連する詳細については、2025年日本国際博覧会協会および日本政府と協議の上、発表される。