


アラブニュース、ドバイ
世界最薄の腕時計として知られる「オクトフィニッシモ」について、ブルガリはこの度、著名な日本人建築家・安藤忠雄氏とコラボレーションを行い、名高いこの腕時計を新たにデザインし直した。
安藤氏はこの腕時計の新デザインにあたり、コンクリートなどの建築材料を発想の源とした。建築家である彼は、この限定版腕時計で自らの建築デザインを表現した。
「安藤忠雄xブルガリ・オクトフィニッシモオートマティックウォッチ」は、ブレスレットとケースがチタン製。プラチナ製マイクロローターを備えた、ブルガリの極薄自動巻き機械式ムーブメントを搭載している。
同じくチタン製の文字盤には螺旋があしらわれている。これは日本の禅庭園で見られる同心円に着想を得たもの。また、最大30m防水となっている。
時計の裏には安藤氏のサインとリミテッドエディションの刻印が見られ、200本限定で製造されている。
安藤氏による新デザインの腕時計はブルガリの日本版ウェブサイトに掲載中。価格は1,980,000円(約18,266米ドル)。
安藤氏は独学の建築家。コンクリート、幾何学的造形、光を自在に用いたミニマリズム建築のスタイルで知られる。