Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

「流れる雲よ」ーー ドバイの神風

戦後78年が経過したが、今の日本では、多くの若者が生きる目的を失っていると言われている。(ANJ)
戦後78年が経過したが、今の日本では、多くの若者が生きる目的を失っていると言われている。(ANJ)
戦後78年が経過したが、今の日本では、多くの若者が生きる目的を失っていると言われている。(ANJ)
戦後78年が経過したが、今の日本では、多くの若者が生きる目的を失っていると言われている。(ANJ)
Short Url:
20 Apr 2023 04:04:35 GMT9
20 Apr 2023 04:04:35 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京:「流れる雲よ」の脚本家兼プロデューサー奈美木映里氏は、長年にわたり、日本全国で、そしてコロナ禍以前にはニューヨークのいくつかの会場でも成功を収めた後、自身の作品をアラブ首長国連邦で上演するという長年の夢を果たした。

アラブニュース・ジャパンの取材に応じた彼女は、この作品のテーマを「大切なものを守るために命をかける若者の物語」と説明した。

1945年の日本。2人の友人同士が特攻隊員として特攻機の準備をしているとき、未来からのラジオ放送を聞いて、日本が戦争に負けることを知る。彼らは、なぜ敗戦のために命を捧げるのか、自問自答する。 

戦後78年が経過したが、今の日本では、多くの若者が生きる目的を失っていると言われている。彼女の芝居は、戦争で命を落とした若者たちが、今の日本を望んでいたのか、という問いかけをしている。

奈美木氏はインタビューの中で、ギャラクシー賞の第38回奨励賞を受賞したこの作品を2000年に制作会社である株式会社サンディからラジオドラマとして発表した、と話した。東京を拠点とする演劇集団アトリエッジは、多くの熱心なボランティアに支えられながらこの作品を全国で上演して23年になる。ドバイで予定している英語版は、ストーリーをわかりやすくするために、出演者を少なくする予定だ。

奈美木氏は、46年間株式会社サンディの代表を務めており、多くの観客に「自分の人生はどうあるべきか」「何のために生きるのか」を問い続けてきた。「流れる雲よ」の続編が映画化され、2024年のカンヌ国際映画祭に出品されることが決定していることも紹介された。

topics
特に人気
オススメ

return to top