
ドバイ:サウジアラビア人モデルのアミラ・アル・ズハイルは、カンヌ映画祭のオープニングで、レバノン人デザイナー、ラミ・カディの特注のピンクのガウンで登場した。
フランス人の母とサウジアラビアの父の間にパリで生まれたアル・ズハイルは、コルセットスタイルの、肩を出し、ふくらんだスカートのガウンドレスを着て、権威ある映画祭の第76回目に出席した。
同モデルは、オープニング上映の「ジャンヌ・デュ・バリー」に出席した。この映画で、ジョニー・デップは話題の名誉毀損裁判以来、初めて主役を演じた。
この映画は、サウジアラビアの紅海国際映画祭が後援した。
「第76回カンヌ国際映画祭のオープニングセレモニーで、紅海国際映画祭がフランスと共同製作したサウジアラビア初の国際的映画「ジャンヌ・デュ・バリー」が登場!」彼女はインスタグラムの46000人のフォロワーに向けて書き込んだ。「フランス人でありサウジアラビア人でもある女性として、この特別な瞬間に立ち会えたことをとても誇りに思います!」
ジョニー・デップは16日、完全にセレブモードに戻ったようで、自身の映画のプレミア上映の前にサインをしたり、ファンと写真を撮ったりしていた。フレンチ・リビエラの街では、ファンが「おめでとう、ジョニー」や、ハート付きで「お疲れ様」と書かれた看板を掲げているのが目撃された。
映画祭は、マッツ・ミケルセン、青い髪のヘレン・ミレン、ジョン・C・ライリーなどのスターがレッドカーペットを進み、その華やかな評判にふさわしいものとなった。
マイケル・ダグラスは、妻のキャサリン・ゼタ・ジョーンズと娘を同行したが、78歳の同俳優が名誉パルムドールを授与されるグランドシアター・リュミエールに向かう途中、立ち止まってサインに応じることはなかった。
ゼタ・ジョーンズと娘のケーリーは、レバノンのデザイナー、エリー・サーブがデザインしたガウンを着て登場した。母親はプランジングネックラインとロングケープが特徴的な赤いガウンを、ケーリーは同デザイナーの2023年春夏コレクションから透き通るような白いガウンを着用した。
ブラジル人モデルのアレッサンドラ・アンブロジオも、エリー・サーブの2005年オートクチュールコレクションから、フード付きのヴィンテージガウンを着て開会式に参加した。
セレブ御用達のサウジアラビア人デザイナー、ホナイダ・セラフィも、袖にフードを取り付けたピンクの体にフィットするガウンでレッドカーペットに登場し、注目を集めた。彼女はスイスの高級ブランド、ショパールのジュエリーでルックスを引き立てた。
サウジアラビアの女優で歌手のアシール・オムランは、Diorの華やかな栗色のドレスでファンを魅了し、サウジのテレビ司会者、エレーン・サリマンは、ベイルートのブランド、サラ・ムラドのボリューム感のある袖と太ももまでのスリットが入ったライトグリーンのドレスを選択した。
レバノンの女優、ラザン・ジャマルもオープニングセレモニーに参加した。彼女は、ネックラインに装飾が施されたディオールの白いガウンを着ていた。
レバノン出身の歌手・女優のマヤ・ディアブは、レバノンのクチュリエ、ジャン・ルイ・サバジによるブラックのアンサンブルをまとい、レッドカーペット上の人々の流れを止めるほどだった。大胆なネックラインのバックレスドレスは、ハイスリットからスタッズ付きのシアーストッキングが見えるようになっていた。
エジプト人女優のモナ・ザキは、ズハイル・ムラドのボリュームのあるマルチカラーのガウンでファンを魅了した。
インドの女優、イーシャ・グプタは、ニコラス・ジェブランのガウンを着用した。「カンヌの夜、センセーショナルな白のコレクション・ドレスを着たすばらしい@egupta」と、デザイナーはインスタグラムでシェアした。
Netflixの「ドバイ・ブリング」のスター、ファルハナ・ボディは、オマーンのブランド、アトリエ・ズーラによる、背中の大きなリボンと3メートルのトレーンを特徴とするレモン色の特注フェザーガウンを着用した。