
ドバイ:UAEのビデオゲーム・ファンは、6月21日から25日にかけてエキスポシティ・ドバイで開催された、第2回ドバイ・eスポーツ&ゲーム・フェスティバル(DEF2023)を堪能した。
フェスティバルでは、来場者がゲームの世界に没入し、世界的なゲームコミュニティの一員となった。
ドバイ・フェスティバル・アンド・リテール・エスタブリッシュメント(DFRE)のアフマド・アル・ハジャCEOがアラブニュース・ジャパンに対し、今年のドバイ・eスポーツ&ゲーム・フェスティバルの主な特徴や注目点について、次のように語った。「フェスティバルは、ドバイ・メディア・カウンシルの会長であるシェイク・アフマド・ビン・モハメッド・ビン・ラシード・アル・マクトゥーム殿下の後援で開催されました。殿下は、UAE、そしてUAE以外の広範な地域において、ゲームとeスポーツ業界を変革する世界的な中心地としてのドバイの地位を高める取り組みを推進するために貢献されています。フェスティバルは、メディアハブとしてのUAEの知名度を高めることを目的とした、進化するメディア部門が提供する新たなクリエイティブ、デジタル、テクノロジーの可能性を生かしたUAEのビジョンの一角を成すイベントのひとつです」
「DEF2023では、PG Connectsが主催するB2Bネットワーキング・イベントであるGameExpoサミットが開催され、来場者が自分のゲームをプレゼンテーションする機会が提供されました。また、GameExpoでは、地元の学校や大学の学生がゲームのデザインを競い、キャリアトークやeスポーツ大会に参加しました。中でもeスポーツ大会では、マインクラフト・エデュケーション・マップに作成されたドバイの主要なアトラクションのカスタムマップに挑み、6月21日~22日に学生限定で開催された決勝大会が行われました」
今年のドバイ・eスポーツ&ゲーム・フェスティバルと、昨年11月に開催された前回のフェスティバルとの違いについて、アル・ハジャCEOは次のように述べた。「地域初の試みとして、国内外の有名なインフルエンサーが一堂に会し、新しい『ドバイ・プレイ・ビヨンド・トロフィー』を目指して、フェスティバルの来場者と競いました。この有名ゲーム・インフルエンサーのチームが複数のジャンルでワクワクするチャレンジやゲームで白熱した戦いを繰り広げ、勝者の栄冠、そして我こそ勝者と誇示する権利をかけて競い合いました。ファンはお気に入りのインフルエンサーの活躍をライブで見て学んだり、ヒントをもらったり、インフルエンサーとのミーティングセッションを楽しんだりしました。全体として、国内外の才能あふれる人材が一堂に会し、業界について議論したり、世界最大かつ最高クラスのゲームを披露したりするフェスティバルとなりました」
6月21日と22日の2日間、PG Connects主催のビジネスカンファレンス「GameExpoサミット」が開催され、フェスティバルの来場者が参加した。GameExpoサミットでは100名を超えるスピーカーが講演、パネルディスカッション、ワークショップ、ネットワーキング・セッションを行い、参加者にビジネスをレベルアップするための知識や関連団体を紹介した。
コンシューマーショーも活気を呈し、最先端のゲーム製品や、Dellのコンピュータで最新のゲームが紹介された。ゲーマーズ・ディストリクトでは、来場者が、PlayStation、Xbox、Ubisoft、Capcom、Teleiosなど業界大手のゲーム製品のほか、ファミリー向けゲーム、KitKatやVox Cinemaなどのeスポーツ大会を満喫した。
エミレーツNBDフューチャー・ゾーンでは、来場者は仮想現実の世界に没入して発売予定のウェブ3.0の新作ゲームを試したり、新作や最新作のゲームを体験したりした。またドバイ警察eスポーツ・アリーナでは、ゲーム愛好家と交流した。