アミン・アッバス

アブダビ：紀伊国屋書店と日本の消しゴム会社イワコーは、「自分で作る弁当消しゴムボックス」の特別開催を9月1日から3日までアブダビで予定している。 

同企画は、ドバイ・モールで先月行った初回イベントの大成功に続いて、紀伊國屋によるイワコーとの2度目のコラボレーションとなる。今回は、アブダビのギャラリア・アル・マリア・アイランドでの開催が予定されている。

紀伊國屋は、英文学、アラビア文学、アジア文学の書籍だけでなく、雑誌や文房具も販売する日系書店である。アラブ首長国連邦（UAE）では最大の書店といわれている。

1968年設立のイワコーはプラスチック成形工場としてスタートし、その革新的な精神は、すぐに立体形状の鉛筆用トッパー消しゴムの開発へとつながった。同社は、環境に配慮した素材を使用している。

アラブニュース・ジャパンの独占取材に対し、イワコーの担当者はドバイ・モールでの初回イベントについて次のように語った。「『消しゴムバイキング』と呼ばれている当イベントは、日本で大変人気があります…国外での開催は今回が初めてです」

「このイベントは、さまざまな選択肢からお客さま独自の弁当型消しゴムボックスを作っていただこうというものです。日本では、500種類以上の消しゴムをご用意してセットで販売しています。この特別イベントにはその一部を（書店へ）持ってきました。お気に入りの組み合わせを選んで、自分だけの弁当消しゴムボックスをお作りいただけます」と担当者は付け加えた。

紀伊國屋書店の担当者は、キャンペーンについて次のように述べた。「日本国外で初となる弁当消しゴムのプロモーション開催オファーをイワコーさんからいただき、大変光栄でした。ためらいは少しもありませんでした…開始時点の成果に感動しています」