ドバイ:スタジオジブリはこのほど、宮崎駿監督にとって最後の作品と言われている『君たちはどう生きるか』の公式ティザー予告を公開した。
北米では2023年後半に公開される予定。
同作は「生と死と創造について半自伝的ファンタジー、友情へのオマージュ」と説明されており、第二次世界大戦を舞台に母の死と折り合いをつけようとする少年眞人の物語を描いている。
その後眞人は父親と暮らすことになるが、“死が終わりを告げ、生が新たな始まりを見つける”「生者と死者が共有する世界」を見つける。
同作は宮崎監督にとって10年ぶりの新作映画となり、最後の作品になるとされている。
しかし、この著名な監督にとって4度目となる引退宣言も覆される可能性が浮上しているとメディアは報じている。スタジオジブリの幹部である西岡純一氏がCBCニュースに語ったところによると、宮崎監督は引退の意向がないだけでなく、次回作に向けて意欲的に仕事に取り掛かっているという。
ギズモードによると、西岡氏は「他の人たちは『君たちはどう生きるか』は監督の最後の作品になるかもしれないと言うが、本人はまったくそのように思っていない」と語っている。
『君たちはどう生きるか』は日本で既に初公開され、欧米ではトロント国際映画祭でプレミア上映された。海外では12月8日より公開予定となっている。