
東京:10月20日、日本の鈴木俊一財務相は中東の紛争により世界経済の不透明感が高まる中、緊迫感をもって石油と株式市場を含む金融市場を注視しなければならないと述べた。
鈴木氏は閣議後報道陣の取材に答えた。
円安傾向について尋ねられると、鈴木財相は市場に混乱をもたらすことを避けるためとして為替に関するコメントを拒否した。
為替は1ドル=150円に迫っているが、一部の投資家はこの数字を当局が昨年のように為替介入を行う一線と見なしている。
「経済のファンダメンタルズに一致して、為替が安定的に変動することが重要だ」と鈴木氏は述べた。「通貨レートは様々な要素を通じて市場で決定される」
ロイター