
リヤド:共同石油統計イニシアチブ(JODI)がまとめたデータによると、サウジアラビアの8月の石油精製品輸出量は7月に比べ16%増加した。ディーゼル油輸出量の増加が顕著だった。
8月の石油精製品の総輸出量は日量130万バレルに達し、前月の日量110万バレルから大幅に増加した。
製油所生産量は、製油所内で原油を処理して様々な石油精製製品を生産した結果である。この包括的な手順により、原料原油は消費者や産業向けの日常的な製品に変貌する。
8月のディーゼル油輸出量は45%増の日量58万7000バレルとなり、過去3年間で最高の月間成長率を記録した。
しかし、8月の燃料油輸出量は7月に比べ15%(日量2万4000バレル)減となった。自動車・航空用ガソリン輸出量は同期間に7%(日量2万バレル)減少した。
ディーゼル油は精製油輸出量全体の44%を占め、自動車・航空用ガソリンは21%、燃料油は11%だった。
8月には製油所生産量の55%が輸出された(7月は44%)。
具体的には、8月に生産されたディーゼル油の50%が輸出された(7月は39%)。
燃料油は31%が輸出された(7月は39%)。
自動車・航空用ガソリンは40%が輸出された(7月は45%)。
一方、8月の製油所生産量は日量250万バレルで、7月から1.5%減少した。
製油所生産量の46%を占めるディーゼル油は、8月は前月比13%増の日量120万バレルとなり、昨年4月以来の高水準を記録した。
製油所生産量の18%を占める燃料油は同期間に7.26%増加した。
生産量の27%を占める自動車・航空用ガソリンは4%増となった。