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ワーホリ、年6000人に拡大へ=人的交流促進で関係強化―日英

これまでは受け入れ枠を大幅に上回る応募があり、抽選に漏れる人も多かった。(AFP)
これまでは受け入れ枠を大幅に上回る応募があり、抽選に漏れる人も多かった。(AFP)
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14 Nov 2023 12:11:59 GMT9
14 Nov 2023 12:11:59 GMT9

ロンドン:日英両政府は、若者が働きながら海外生活を楽しめる「ワーキングホリデー」の受け入れ枠を2024年からそれぞれ年6000人に拡大する。若い世代の人的交流を促進し、日英関係の強化につなげたい考えだ。

経済や安全保障分野などでの協力強化に向け、両国が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で交わした共同文書「広島アコード」に基づく取り組み。G7外相会合のため来日したクレバリー英外相と上川陽子外相が今月7日、ワーホリ拡大などの人的交流促進策を盛り込んだ覚書に署名した。日本の受け入れ枠は現行の1000人から6倍、英国は1500人から4倍に広がる。

外務省によると、日本のワーホリ制度は1980年にオーストラリアとの間で始まり、現在は29カ国・地域に拡大。英国とは2001年に開始し、18~30歳の若者が最長2年間滞在できる。これまでは受け入れ枠を大幅に上回る応募があり、抽選に漏れる人も多かった。

日本の利用者にとっては、現地での生活や仕事を通して英語力の向上が期待できるほか、円安・ポンド高が進む中、高水準の賃金を得られるメリットもある。ただ、制度を利用して今夏からロンドンで暮らす東京都出身の女性(28)は「今でさえ条件の良い仕事や住まいを探すのが大変なのに、一気に4倍に増えたら見つけられない人も多く出てくるのでは」と話した。

時事通信

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