
ニューヨーク:トヨタ自動車の米子会社は20日、トヨタブランドと高級車部門レクサスの計100万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。助手席に備え付けられたセンサーが不具合によりショートし、エアバッグの制御システムが正常に働かない恐れがあると説明している。
対象は、売れ筋のスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」やセダン「カローラ」の2020~21年モデルなど。助手席のセンサーは、乗員の有無や体重を検知し、衝突時に適切にエアバッグを膨らませる役割を持つが、製造上の問題が生じた可能性があるという。
トヨタは来年2月中旬までに対象車を持つ顧客にリコールについて連絡する。
時事通信