アラブニュース
カイロ:レバノンの放送局および目撃者らによると、レバノン南部のアイン・カナ村で巨大な爆発音が聞こえた。
爆発は村にあるヒズボラの武器庫で発生したと、レバノン南部のレバノン治安当局者の1人が語ったが、原因の詳細には触れなかった。同当局者は、規制に沿った匿名を条件に語った。
AP通信によると、過激派組織ヒズボラの関係者は爆発があったことを認めたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。別の地元のヒズボラ関係者は、犠牲者は確認できておらず、爆発事件の本質はまだ明確ではないと述べた。両者は、公式声明を発表する権限がなかったため、匿名を条件に語った。
組織のメンバーは、周辺地域に警備態勢を敷いた。治安当局筋によると、爆発により負傷者が出た。
レバノンのニュースメディアからの写真には、その地域から立ち昇る黒煙の雲が写っている。ベイルートの南約50km(30マイル)で起きた爆発の原因はすぐには明らかにされなかった。
TwitterアカウントのIntel Skyは、爆発の様子を撮影したとされる映像を共有した。
謎めいたこの爆発事件は、不適切に保管された硝酸アンモニウム約3,000トンの爆轟が引き起こした、ベイルート港での大爆発の7週間後に起きた。その爆発により200人近くが死亡し、6,500人が負傷し、首都ベイルートの何万もの建物が損傷した。
その化学物質を発火させた最初の火災の原因はまだ明らかではなく、これまでのところ誰も責任を問われていない。
(ロイターおよびAP)