
全日本空輸(ANA)は13日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴う旅客需要の低迷を踏まえ、国際線の運休・減便を拡大すると発表した。入国制限対象の中韓両国だけでなく、北米・欧州路線などにも広げる。
北米線は、羽田―ニューヨークを21~28日に運休し、成田―ロサンゼルス、羽田―バンクーバーなどを一部減便。欧州線は羽田―パリや羽田―フランクフルトを減らす。シンガポールなど東南アジア路線やオーストラリア線も減便する。
国内線では羽田―新千歳など42路線、1360便について20~31日の運休・減便を決めた。
時事通信社