
東京:日本のカメラ大手ニコンは木曜日、画質の良さでハリウッド作品に人気のある米国の高級映画用カメラメーカーREDデジタルシネマの完全買収に合意したと発表した。
REDの買収は、日本企業を映画の世界に押し上げることを約束するもので、REDがニコンを相手取って特許侵害の疑いで起こした訴訟の棄却から1年も経たないうちに実現した。
REDは2005年の設立以来、デジタルシネマカメラの最前線にいる。
「REDの映画業界への貢献は、アカデミー賞を受賞しただけでなく、多くのハリウッド作品に選ばれるカメラになった」と付け加えた。
ニコンは、この買収により両社は “プロ用デジタルシネマカメラ市場で特徴ある製品 “を開発できるようになると述べた。
この買収は、ニコンの信頼性とREDの映画撮影の専門知識の相乗効果によって構築された「卓越したユーザー体験を提供する」という両社の願望を反映している。
ニコンとREDが協力することで、「映画やビデオ制作で可能なことの限界を押し広げ続ける」態勢が整う、と日本法人は述べている。
AFP