
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・アブドゥラー・アル・ジャダーン財務相は、今週ワシントンで開催される、国際通貨基金(IMF)および世界銀行グループ春季会合に参加する王国代表団の団長を務め、世界経済の動向について協議する。
アル=ジャダーン財務相は、3年の議長国として、初めて国際通貨金融委員会の議長を務める。
同会議では、世界全体の経済発展に対する脅威について検討される。また、世界経済政策、主要優先課題、ワシントンに本部を置く金融機関の金融支援、助言、加盟国への技術的能力構築、必要な国への財政支援における役割についても議論される。
同大臣はまた、世界銀行が実施する開発計画について話し合う、世界銀行開発委員会にも参加する。
さらに、同財務相と、サウジアラビア中央銀行総裁のアルサヤリ氏は、ブラジルが議長国であるG20の第2回財務大臣・中央銀行総裁会議にも参加する。
会議では、多くの経済・開発問題や、世界経済の課題に対応するための国際協力の強化方法について話し合われる。
王国の代表団には、サウジ開発基金のスルタン・アル・マルシャド最高経営責任者(CEO)、IMF国際通貨金融委員会のRyadh bin Mohammed Al-Khareif副委員長、マクロ財政政策・国際関係担当のAbdulmohsen Al-Khalaf財務大臣補佐官が含まれる。