
リヤド: National Housing Co.と中国の大手建設会社との協定調印により、サウジアラビアの建築資材供給が後押しされそうだ。
中国のCITIC Construction Groupとの協定は、NHCの住宅プロジェクトのサプライ・チェーンを確保する目的で、12の工場から成る建築資材の工業都市と物流ゾーンの設立を目指すものだ。
NHCのモハマド・アルブティ最高経営責任者(CEO)は、自治体・農村問題・住宅省のマジド・アル・ホガイル大臣が中国を公式訪問した際に、この契約を最終決定した。
NHCは声明の中で、中国の建設グループとの合意は、住宅プロジェクトのサプライチェーンを確保し、タイムリーな完成と高品質を確保するための努力の一環であると述べた。
サウジ企業によると、この契約は建築資材に特化した12の工場を建設し、中国の専門知識を活用し、地元の工場を巻き込んでビジネス水準を向上させることを含むという。
また、この契約は、同社やその子会社、その他のプロジェクトの様々な部門に一流のサービス・プロバイダーを引き込むことも目的としていると付け加えた。
同社は、この協定は王国の不動産セクターの経済的・発展的影響を最大化し、住宅プロジェクトを開発し、その質を高め、これらの工業都市や物流ゾーンを通じて建設セクターの国家的変革を促進することが期待されていると指摘した。
声明はまた、この協力関係によって王国内の中小工場の拡張が促進され、同社のプロジェクトのための直接生産ラインが確立され、地元産業の成長が促進されることを強調している。さらに、この分野で数多くの雇用機会を創出することになる。
同社は、今回の合意は、2022年12月の中国国家主席の王国訪問時に確立されたサウジアラビアと中国の包括的戦略的パートナーシップを強化するものであると述べた。